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篁よしやすのイラスト、落書き,日常


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平安時代の人は蛸を食べていたぞ!

平安時代の人は蛸を食べていたぞ!_b0232447_00054045.jpg
なんかひどい絵になってしまった。ごめんなさい。

やあやあ。またも楽しく国会図書館デジタルライブラリー読書をしていた。
そこでまたも興味深い書物を発見した・・が気になったことがあり、検索してみたら
平安人の食事について書かれたサイトがあったのでご紹介。
(ここ何度も行っているのに全然気が付かなかった)

おー。崇徳院が天皇だった頃、競馬(くらべうま)を見た際に出た献立が
書いてあるではないですか。なんだか質素ですね。
どうもこの当時は乾物がよく出ていたようです。干し棗やタコの干物・・。
(茹でて乾燥させていたようです)これに塩や酢をつけて食べていたんですね。

この頃の天皇が箸というよりはスプーンに近いもので食べていたことは知っていたが
食べにくくなかったのかなー。持ち方は不明。

いや・・そんなことより、記事中の「崇徳天皇が競馬を見た」という部分に私は注目した。
当時の競馬は公卿たちの随身を左右の馬に分けて走らせていたんですが・・記事中の崇徳院は18歳。
そして西行こと佐藤義清はまだ徳大寺家の随身だということにして。19歳。

精悍な随身のノリキヨさんの馬さばきを見て、崇徳院はうっとりしていたのではないかと思うと
私は悶絶しそうになりました。(まだ北面の武士になっていないことを祈る。)

※川田順氏の本を読みなおした。19の時に初めての歌を残す。とある。(記録が残っている歌)
まだこの時は徳大寺実能の随身だったみたい。手放したくなかっただろうなー。実能さん。
北面の武士になったのは20~21くらいの時のやうである。

くっだらねー事に悶絶してるんじゃねえ!どっかに記録残ってない?
と、これだけのことで悶絶できる私はかなり安上がりな人だと思います。
川田順氏の本はかなりのネタ本です。再版されていないのが残念なり。
平安時代の人は蛸を食べていたぞ!_b0232447_01280549.png
↑この質問をしたのは私ではありません。


えーさて、安上がりといえばデジタルコレクションですが、これまた偶然に面白い書籍を発見。

平安時代の人は蛸を食べていたぞ!_b0232447_00383545.png
家斉?

この社会有益秘法なる書籍は明治31年発行の、生活に於いて役立つ知恵、知恵袋的な内容を集めたもの。
夢の様な発明とか、「蛸を柔らかく茹でる方法」(煎茶をひとつまみ入れて一緒に茹でる)とか
「筍をうまく茹でる方法」(唐辛子を一緒に茹でる→これは今でも通用する方法)とか、
「本当かよ」と思うような事がかかれている。「鶏卵をうまく焼く方法」って多分これは今で言う燻製卵
のことではないか、と思うんだけどね・・。温玉、燻玉と中山美穂がやっていた奴。
燻玉私も大好物です。

そして興味ある人もいるだろうなー、という「鮮人の女子」というのもあったりする。
半分未開の地か。ふーん。
鮮人女子は個人の名前で呼び合うことはなく、「〇〇の姉」というふうに土地などの名前で
呼ばれることが普通だったとある。「横丁の花子」みたいなものか。

現代においてどこまで役に立つ情報が書いてあるのかは不明なのだけど、文中によく出てくる
「炭酸ソーダ」は「重曹」だと思う。でも「タンサン」と書かれた物をスーパーで見たことがあるので
どうなんだろう。タンサンはまるで万能薬だな。

他、板垣退助の演説集なんてのもあったが読みづらかった・・。あの難しい言葉でで自由民権運動をされても。
(検索すれば出てきます。興味ある方はどうぞ)
板垣退助って100円札の人なのよ。って知ってる人は相当な年とみた。

本日の「文豪のホラー小説」
平安時代の人は蛸を食べていたぞ!_b0232447_10064802.png
イケメン文豪。晩年はかなりキツイ感じの顔つきに。
実を言うと、FakeEmperorのヨシキヨくんは芥川龍之介を
イメージして描いたものだった。全く違うものになってしまったので
今まで公表は控えてきました。


芥川龍之介・妖婆(青空文庫)
今回の記事、実はこれを紹介するつもりだった。文豪の書いたホラー小説なんて難しそう、
いえいえ。芥川龍之介の文章は表現などが割とストレートで、短いものが多いので
結構入りやすいですよ。周りくどい表現が多いプロレタリア文学のほうが苦手だな-。

ホラーではないですが、「あばばばば」(宇宙人の言葉ではなく、赤ちゃんをあやしている)
という小説ね、中に「ドロステ」が出てくる。
ドロステとはココアのメーカーなんだけど、今の私はGIMPの「ドロステ効果」しか思いつかない。
(ドロステ効果はパッケージのデザインの特徴を真似たことから名前がついた)

芥川龍之介さんはなかなかの美男子であるが、ちょっと神経質っぽい。
晩年は精神不安定だったようですが、奇行もあったようで
関東大震災後の吉原遊廓へ死体を見に行き、現場で軽やかに歩きまわっていたとか。
このエピソードは川端康成のエッセイに収録されているらしい。興味わいた。

死体見に行って軽やかに走り回るって・・「地獄変」の良秀みたいです。
地獄変も青空文庫で読めるので読んでみてみて。


by takeya_bu | 2016-07-03 01:24 | ボヤキ